先輩職員からのメッセージ（管路課）

解像度が上がっていく面白さを感じます

令和６年度技術職採用　北海道札幌市出身

現在の所属（令和７年６月現在）

管路課管路整備係

主な業務内容

・老朽化した水道管更新工事の発注、監督

・消火栓新設工事の発注、監督

企業団を目指したきっかけ

就活時は公務員志望でしたので出身地である北海道や、祖父母が花巻市に住んでいる関係で花巻市や北上市付近で受験先を探していました。そうした中、偶然就職サイト上で見つけたというのが最初の出会いです。役所とは異なり水道に特化している点が興味深く感じた事に加え、北海道胆振東部地震の際に人生で初めて断水を経験し水道の重要性を痛感した経験から、水道事業に携わり人々の生活を縁の下から支えたいと考え、志望しました。

業務で感じたやりがい

古くなった管を新しい管へ更新していく業務に携わっています。水道管という物の特性上、ビルなどの建築物とは異なり完成後は埋めてしまうため、目に見える形でのやりがいというのは感じるのは難しいかと思います。しかしながら、人々にとって水道は安心安全に使用できるのが当たり前であり、その当たり前の要の一つが水道管の耐久性・安全性であると考えます。そして、それを担保する更新業務に携わることは縁の下の力持ちとして人々の生活の基盤を支えていることであると思いますので、決して目に見える形ではありませんが、確かに人々の生活基盤を支えているというやりがいは強く感じています。

企業団を目指す方へ一言

入った当初、水道というものについてほぼ知識ゼロでしたし、ましてや水道管の事や工事に関する知識については完全にゼロからのスタートでした。しかし今では水道事業について少しずつですがわかるようになってきましたし、そのようになれたのは経験豊富で頼れる先輩方からのサポートがあったおかげであると感じています。なので、水道のことが何もわからず不安だと思っている方がいれば、そこまで心配せずとも大丈夫かと思います。人が生涯生きていくうえで必要不可欠なインフラに携わることは貴重な経験だと思います。また、こうした経験を通して普段何気なく使っている水道に関する知識等を得て、今までよく知らなかった水道というものへの解像度が上がっていくことはとても面白く感じます。是非皆さんも企業団に入り、この面白さを味わってもらえたらなと思います。

未来の人々の生活も支えるために

令和２年度一般職採用　北上市出身

現在の所属（令和６年６月現在）

管路課管路整備係

主な業務内容

・水道管更新、布設工事の発注及び監督

・水道管移設、消火栓新設工事の発注及び監督

・水道工事に関する積算システム、歩掛、単価に関する業務

企業団を目指したきっかけ

転職活動をしている時にたまたま目についた広報誌を読み、職員を募集していることを知ったのがきっかけです。水道の知識も小学校で習った程度のものしかなく、水道企業団ってなに？という状態からのスタートでした。そこから色々と調べて、全国的に見ても水道の広域統合の事例は先進的だったということや、北上、花巻、紫波という広い地域の人々の生活を支える仕事という点に魅力を感じ、志望しました。

業務で感じたやりがい

以前は施設の管理をする部署に所属していたのですが、その時に利用者の少ない山奥の施設の修理を担当しました。断水を伴う修理だったので、作業が終わって利用者の方のお宅に異常がないか確認に伺った際にそのお宅の方から「こんな山奥でも水道が使えて本当に助かっています。」と言われ、この仕事を選んでよかったなと思いました。

現在は、主に古い水道管を地震に強く耐用年数も長い水道管に更新する業務を担当しており、施工地域も街中から山の方まで様々ですが、自分が担当した工事の水道管が50年100年と今住んでいる方だけでなく、未来の人々の生活も支えるものだと思うとやりがいのある仕事だなと感じています。

企業団を目指す方へ一言

20代の頃は、保育や事務といった技術系とは全く別の仕事をしてきました。30代になってから全く知識のない業種への転職で不安もかなりありましたが、勤務が始まると先輩方から業務について丁寧に説明していただけたので、戸惑うことなく業務を進めていくことができました。今でも悩むことやわからないこともありますが、相談しやすい雰囲気の職場なので一人で抱え込むようなことはなく安心して働くことができています。

ここ数年で20代の職員も増えていますし、福利厚生も手厚いので制度的にも働きやすい職場だと感じています。皆さんと一緒に勤務できる日を楽しみにしています。