お知らせ
水道水における水質基準の超過について
令和5年6月22日(木)19時00分、大迫中央浄水場から送水される戸塚森配水池系の給水栓で採水した水道水において「塩素酸」が国の定めた水質基準値(0.6mg/L)を超える濃度(1.10mg/L)で検出されました。この濃度は、小児が 1 か月間飲み続けても健康に影響がないとされる濃度(※亜急性参照値:3mg/L)を下回っており、飲用頂いても健康に影響はありません。現在配水池の水を入れ替えておりますので塩素酸の濃度は今後下がっていくと考えております。
※亜急性参照値とは、厚生労働省が平成28年に「水質基準逐次改正検討会」で示した数値で、小児(体重10kg)が水道水を1か月間毎日1L摂取し続けても健康に影響がない濃度としています。
1 概要
大迫中央浄水場系で滅菌に使用していた次亜塩素酸ナトリウムが、気温の上昇に伴い劣化したことにより分解生成物である塩素酸濃度が上昇し、水系末端である戸塚森配水池系の給水栓において水質基準値を超過したものです。
(1)水質基準を超過した項目
塩素酸 質基準値0.6mg/Lに対し、1.10mg/Lを検出
(2)影響を受ける区域
花巻市石鳥谷町内(影響戸数197戸)
新堀地区の一部
戸塚地区の一部
関口地区の一部
滝田地区の一部
猪鼻地区の一部
2 今後の対応
大迫中央浄水場の次亜塩素酸ナトリウムは、新しいものに交換しております。
現在、水の入れ替え作業を行っており、水質基準を超過した状態は改善に向かっています。塩素酸の測定は定期的に行っておりますので、順次公表してまいります。